1949-12-01 第6回国会 衆議院 考査特別委員会 第11号
○小林(進)委員 兒童福祉の関係で、父性愛、兒童全般の社会的事情を考えて表彰せられたというのでありまするが、同じく著書の中の文章の一節に「医局の看護婦が過ちをした時には、骨にこたえるまで打つてたたくことによつて訓練した」と記してあり、「そのうちの一人などは、毎日打たれた」というような文章もあるのであります。
○小林(進)委員 兒童福祉の関係で、父性愛、兒童全般の社会的事情を考えて表彰せられたというのでありまするが、同じく著書の中の文章の一節に「医局の看護婦が過ちをした時には、骨にこたえるまで打つてたたくことによつて訓練した」と記してあり、「そのうちの一人などは、毎日打たれた」というような文章もあるのであります。
グラフの問題でありますとか、或いは兒童の毎日毎日の生活の実態、今の青少年というものは何を求めて、何についてその弊害があるかというような、兒童をめぐる出版とか、遊び、藝能、すべてそういう社会環境、家庭環境全般につきまして、我々といたしまして兒童の福祉面からそういう部門を指導面といたしまして、取上げない、かようなふうに考えておるのでありまして、ひとり今問題のような虞犯少年だけを取扱うというのではなくて、兒童全般
せつかく兒童福祉法が出ているのですから、兒童全般のものでなければならないと考えますが、大臣のお考えを伺いたいと思います。
政府といたしましては、この實情に對處して、できる限りの方策を講じてまいつたのでありますが、現在兒童保護に關する法律は、わずかに少年教護法及び兒童虐待防止法があるのみで、現行法律によつては保護に漏れる兒童も少くないので、この際兒童全般の福祉を増進しようとする總合的法律が必要であり、また日本が將來民主的な文化國家として力強い歩みをするためには、兒童福祉の問題を大きく取上げる必要を痛感いたしましたので、今囘
政府といたしましては、この実情に対処してでき得る限りの方策を講じて参つたのでありますが、現在兒童保護に関する法律は、僅かに少年教護法及び兒童虐待防止法があるばかりでございまして、現行法律によつては保護に洩れる兒童も少くないので、この際兒童全般の福祉を増進しようとする綜合的法律が必要でございます。